ユーグレナ=JR関東バス向けにバイオディーゼル燃料を供給
ユーグレナは19日、ジェイアールバス関東向けに成田空港発の定期観光バスに、軽油とバイオ燃料を混合した「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を供給することを発表した。これにより、CO2の排出削減を図る。開始時期は8月22日から土日に運行される、定期観光バス「ウエルカム成田セレクトバスツアー」路線に導入される。
ユーグレナは、これまでバイオディーゼル燃料の供給先として川崎鶴見臨港バス向けやファミリーマートの配送車両向けなどの実績があるが、JR東日本グループ向けは、今回が初めてのこと。
従来のバイオ燃料は、トウモロコシやサトウキビ、パームなどの作物を原料としているため、食料との競合や森林破壊などの問題が指摘されていたが、ユーグレナバイオディーゼル燃料は、微細藻類ユーグレナ(和名ミドリムシ)と使用済食用油を原料として軽油に混合しているため、これらの問題が起きず、持続可能性に優れた燃料として期待されている。
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