インドネシア=6月積みPKSの関税5ドル上げ
インドネシア政府は5月31日、同国から輸出されるPKSに対する関税を、6月より5ドル引き上げると発表した。インドネシア産PKSには現在、2種類の関税が課されているが、このうちパーム産業育成目的基金が引き上げられ、6月積みの関税はトン当たり計22ドルとなった。
新型肺炎の感染拡大を受けて世界的にパーム油(CPO)の需要が後退しており、インドネシア国内のミル工場では稼働率の低下や、ラマダン、レバラン休暇に合わせて休止する動きがみられていた。この中、収益が悪化しているパーム油産業を下支えするため、政府が関税の引き上げを検討しているとの見方が市場関係者の間で広がっていた。
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