青森銀行など=十和田市のバイオガス発電事業へ22億円の協調融資
青森銀行は浄化槽の維持、清掃などを手掛ける県南環境保全センター(青森県十和田市)が同市内で計画中のバイオガス発電事業に対し、日本政策金融公庫、あおぎんリースとともに22億円の協調融資を実施したと発表した。同事業は水産、食品加工業で生じた有機汚泥を発酵させ採取したメタンガスを燃料に発電する県内初の試み。1日の汚泥処理量は80トンで、6月の稼働開始を予定している。出力は600kW。つくった電気は再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)で売る計画だ。
青森銀らは持続可能な開発目標(SDGs)に対する取組みの一環で、協調融資を実施した。今後も資金供給を通じ、地域産業の活性化を支援していく。
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