出光興産=米ルイジアナのクリーンアンモニア製造プロジェクトに参画
出光興産は27日、三菱商事、Proman社がレイクチャールズ(米国ルイジアナ州)で検討を進めているクリーンアンモニア製造プロジェクトに参画すると発表した。このプロジェクトでは、2030年度までに年間約120万トンのクリーンアンモニア生産開始を目指しているが、最新鋭の国産低炭素化技術等を採用して、高水準の低炭素クリーンアンモニアを製造する予定。通常、CO2の排出量6割減がクリーンアンモニアと定義されているが、このプロジェクトでは製造時から8割減、原料調達から製造時の7割超のCO2排出削減を想定している。 製造されたアンモニアは現在整備を進めている同社の徳山事業所、三菱商事は四国の波方(愛媛県今治市)に受け入れ、日本国内へと供給する。 Proman社は1984年の創立で、スイスのチューリッヒ近郊にあるヴォルララウに本社を置く。メタノール、肥料、その他の天然ガス由来製品のグローバル・リーダーで、プロジェクト開発・生産からマーケティング・ロジスティクスまでのサプライチェーン全体にわたる価値を提供している。
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