国交省=「航空運送事業脱炭素化推進計画」、2件を初認定
国土交通省は26日、ANAグループ及びJALグループがそれぞれ申請した航空運送事業脱炭素化推進計画を、航空法第131 条の2の8の規定により、24日付で認定したと発表した。同制度創設後、初の計画認定になる。 計画の主な内容は、国際的にはICAOのCORSIA履行、国内的には2050年のカーボンニュートラルに向けて温帯計画の目標達成を行う、とされている。両グループの共通項目としては、「SAFの使用」として、燃料使用量の10%以上を置き換える(2030年度見込み約100万kl)、航空利用者へSAF(持続可能な航空燃料)利用によるCORSIA排出量の可視化などが挙げられる。また、「運行の改善」として最適な経路・速度の選定た早期加速上昇などが挙げられており、「航空機環境の新技術導入」として低燃費機材の導入、航空機の電動化や水素航空機等の導入検討に関する取組みや、環境新技術の国際標準化に向けた官民議論への貢献などがある。 |
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