出光やANAなど6社=CO2原料のSAF製造供給を検討
出光興産、東芝エネルギーシステムズ、全日本空輸(ANA)など6社は2日、二酸化炭素を原料とする「持続可能なジェット燃料(SAF)」の製造および供給を検討すると発表した。産業設備の排出ガスなどから分離回収したCO2を原料に、再生可能エネルギーと水素を用いたSAF(Sustainable Aviation Fuel)の製造を目指す。SAFは原材料の生産や収集から燃焼までの過程でCO2排出量が少ない持続可能な供給源から製造されるジェット燃料。
世界的に「脱炭素」の動きが加速していく中、日本の航空会社もCO2排出量の少ないSAFへの関心を高めている。ANAはこの他にも10月末にNESTE社(本社フィンランド)とSAF調達で覚書を締結していた。
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