製材メーカーの中国木材(広島県呉市)が28日から宮崎県の日向工場バイオマス発電所(出力18,000kW)の稼働を一時的に止めることが、27日までに同社関係者への取材でわかった。同工場に電力を供給する九州電力の送電線が補修工事で28日～月末まで使用できなくなるため、工場の電源を落とし定期点検に入るという。工場は6月1日より稼働を再開し、バイオマス発電設備は同月7日から再稼働する予定だ。なお、九州電力は、第一糖業(宮崎県日向市)の製糖工場が設備点検で電源を落とすタイミングに合わせ、周辺企業とあらかじめ合意したうえ送電線の補修工事に入るようだ。