22日 原油は反落、米国務長官の中東訪問で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は、前日終値と比べ29セント安の70.27ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は同23セント安の74.06ドル/バレルと、いずれも反落している。
22日アジア時間午前の原油相場は反落。中東の地政学的リスクに対する警戒感が和らぎ、売りが優勢となっている。米国のブリンケン国務長官は、21~25日にイスラエルなど中東諸国を訪問する。パレスチナ自治区ガザでの停戦について話し合われる予定で、「中東情勢が改善に向かうとの見方が広がっている」(野村證券=高島雄貴エコノミスト)。ただ、米国大統領選挙を11月5日に控え、原油先物の値動きは限定的。ブレント原油は「おおむね74ドルを挟み、もみ合いで推移する」と、高島氏は述べた。
日経平均株価は前日比489円61銭安の3万8,464円99銭で推移している。ドル円相場は1ドル=150.71円と、前日の午後5時時点(149.84円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):160.47 (↓1.57)
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