18日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は161.00と、前日から0.27ポイント上昇した。内訳は、国内(9種)が146.13と前日比0.03ポイント下落したものの、輸入(9種)が173.56と同0.44ポイント、輸出(4種)が163.31と同0.41ポイントのそれぞれ上昇となったことを受けた。
国内指数では、ガソリンが切り下がった。陸上スポット市場において月次枠消化を目的とした売りが散見された。
輸出入指数は、ドバイ原油市況の小幅上昇などを背景に上げが散見された。輸入指数では重油が0.97ポイント上昇し158.37。欧州や中東からアジアへのアービトラージ品が限定的となっており、アジア域内の需給が引き締まった。プロパンが0.93ポイント高の152.31、ブタンが0.92ポイント高の151.62となり上げをけん引した。一方、LNGの輸入指標は前日から1.53ポイント安の298.15。蘭天然ガス(TTF)市況など欧州の市況安に加え、域内の需給緩和が意識された。
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