リムエネルギー総合指数22種(レックス22)は27日、前日比2.42ポイント低下の157.13と続落した。総合指数を構成する指数のうち国内(9種)が147.02と前日と比べ3.98ポイントの下落。輸入(9種)が1.33ポイント低下の165.52。輸出(4種)も158.84と、1.97ポイント低下した。

　国内指数を構成する9製品のうちC重油の基材である低硫黄(LSC)重油と高硫黄(HSC)重油の下げが目立った。このほか家庭用燃料に利用されるプロパンが下げ、ガソリンと灯油も軟化した。

　輸入指数では、船舶用の低硫黄燃料であるLSFOやジェット燃料などが下げた。一方で液化天然ガス(LNG)が上昇し、全体の下げ幅を狭めた格好。

　輸出指数は構成する4製品のうち、ジェット燃料や船舶用燃料である380cst、軽油がそれぞれ下げたが、基礎化学品であるベンゼンは小じっかりだった。