7日 原油は反落、株高で下げ渋りも
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は前日終値と比べ25セント安の72.95ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は同16セント安の76.32ドル/バレルと、いずれも反落している。
アジア時間7日午前の原油相場は反落している。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、米石油協会(API)の在庫が事前予想に反して増加したことで売られていると指摘した。ただ、「日銀副総裁の発言を契機に株価が戻していることもあり、投資家心理が改善すれば原油が下げ渋る可能性はある」とも言及した。目先の相場展開については「目先は株価の動向が落ち着くまでは原油も神経質な展開になる。同時にイランの報復がどうなるかも留意点」との見方を示した。
日経平均株価は前日比529円67銭高の3万5,205円13銭で推移している。ドル円相場は1ドル=146.71円と、前日の17時時点(145.30円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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