19日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日比0.71ポイント反発し181.57となった。内訳は国内(9種)が前日から0.07ポイント高の156.12、輸入(9種)は同1.46ポイント高の189.64、輸出(4種)が同0.60ポイント高の198.95となった。
国内指数は京浜と西日本のガソリンが上げを牽引した。東西で製油所トラブルが発生しており、供給逼迫感が広がっている。
輸入指数は重油やナフサが原油高に連動して上昇した。また、プロパン、ブタンも上昇。原油相場が堅調に推移したなか、アジア域内でトレーダーらの買い気が高まり、指数を押し上げた。一方でジェット燃料は小幅に下落。精製、供給の増強が検討され、需給が緩和する可能性が意識された。輸出指数でも、原油高を背景に重油の上げが顕著だった。
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