14日 原油は反落、反動で利益確定売り
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(7月限)は前日終値と比べ47セント安の78.15ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(8月限)は同39セント安の82.36ドル/バレルと、いずれも反落している。
アジア時間14日午前の原油相場は反落している。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、米早期利下げ観測などを背景に前日のニューヨーク市場が4営業日続伸した反動で、「アジア時間では利益確定の売りがやや優勢になっている」と指摘した。目先の相場展開については「焦点だった米国の金融政策は早期利下げ観測が出る一方で、年内の利下げ回数が減少し、方向感が出なかった。原油相場も一進一退になるのではないか」との見方を示した。
日経平均株価は前日比20円64銭高の3万8,741円11銭で推移している。ドル円相場は1ドル=157.14円と、前日の17時時点(157.27円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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