14日 原油は小幅続伸、米CPI控え持ち高調整
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(6月限)は前日終値と比べ7セント高の79.19ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(7月限)は同6セント高の83.42ドル/バレルと、いずれも小幅続伸で推移している。
14日アジア時間午前の原油相場は小幅続伸となっている。住友商事グローバルリサーチ経済部担当部長の本間隆行氏は「4月の米消費者物価指数(CPI)の公表を15日に控えて、基本的に持ち高調整の動きで少し買われている」との認識を示した。目先の相場展開については「4月の米CPIで極端なインフレとならない限り、米国の年内の利下げ期待から原油相場はある程度下支えされるのではないか」との見方を示した。
日経平均株価は前日比2銭高の3万8,179円48銭で推移している。ドル円相場は1ドル=156.45円と、前日の17時時点(155.89円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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