13日 原油は反発、自律反発の買いで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(4月限)は前日終値と比べ45セント高の78.01ドル/バレルと反発、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(5月限)も同46セント高の82.38ドル/バレルと反発している。
13日アジア時間午前の原油相場は反発。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は昨晩の原油価格が2月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想をやや上回ったことに伴い米早期利下げ観測が後退し、下落したため、「アジア時間では自律反発の買いが入っている。CPIを受け、米株が昨晩下落しなかったこともアジア時間で買いを誘っている」と指摘した。目先の展開については、「最近の原油価格はWTIで1バレル78ドル近辺が下値支持になっており、底堅く推移するのではないか」との見方を示した。
日経平均株価は前日比70円78銭安の3万8,726円73銭で推移している。ドル円相場は1ドル=147.42円と、前日の17時時点(147.34円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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