7日 原油は小動き、米雇用統計を控え様子見ムード
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(4月限)は前日終値と比べ10セント安の79.03ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(5月限)は同7セント安の82.89ドル/バレルと、いずれも小動き。 7日アジア午前時間の原油市況は小動き。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「様子見ムードが広がっており、原油の値動きは小幅にとどまっている」と述べた。8日には2月の米国雇用統計の発表を控えており、市場は結果を見定めたいようだ。また、6日に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が連邦議会下院の金融サービス委員会で発言。利下げに前向きの姿勢を示したため「市場に安堵感が広がり、若干買われた時間帯もあったが、一進一退の動きが続いている」(同氏)。 日経平均株価は前日比231円24銭安の3万9,859円54銭で推移している。ドル円相場は1ドル=148.75円と、前日の17時時点(149.54円)と比べドル安・円高方向に振れている。 ◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):171.75 (↑0.14)
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