レックス22=反落、需要後退から輸入LNGの下げ幅拡大
22日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、先週末から1.17ポイント下落し99.37と反落した。国内(9種)は99.15(先週末比0.29下落)、輸入(9種)は98.79(同1.35下落)、輸出(4種)は100.17(同1.88下落)。 国内指数は、総じて下落。ガソリンは京浜と阪神渡しで同0.55ポイントそれぞれ下落した。原油相場の下落を反映した。灯油は京浜渡しで5.14ポイント急落した。一方、阪神渡しは同0.37ポイント上昇した。京浜渡しでは原油安が相場を圧迫した反面、阪神渡しでは買い気の台頭を映し相場を引き上げた。 輸入指数は、総じて下落。380cst重油は同3.97ポイント、ナフサは同1.89ポイントそれぞれ弱含んだ。いずれも軟調な原油相場が影響した。また、液化天然ガス(LNG)は同0.81ポイント安。北東アジアの各地域で気温が上昇し始めた。発電やガス需要の減少から相場の下げ幅は拡大した格好。一方、輸入LPGのプロパンとブタンは同0.71ポイントそれぞれ上昇した。米国を襲った寒波の影響で荷役に遅れが報告されている。需給逼迫を背景に相場は上昇した。 輸出指数は、全面安。ジェット燃料は同2.16ポイント、軽油は同2.03ポイントそれぞれ下落した。いずれも原油安を反映した。また、ベンゼンは同1.01ポイント反落した。原油安に加え、誘導品であるスチレンモノマー(SM)相場安を受けた。
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