レックス22=4日続伸、スチレンモノマー相場高で輸出入ベンゼンが堅調
19日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日から1.22ポイント上昇し100.54と4日続伸した。なお、レックス22が100を超えたのは2020年1月22日ぶりとなる。国内(9種)は99.44(前日比0.29上昇)、輸入(9種)は100.14(同1.30上昇)、輸出(4種)は102.05(同2.09上昇)。 国内指数は、総じて上昇。LSA重油は京浜渡しで同0.47ポイント、阪神渡しで同2.15ポイントそれぞれ上昇した。先物価格の上昇に加え、売り圧力の後退が相場の上げ幅を拡大した。一方、灯油は京浜渡しで4.22ポイント高。阪神渡しは横ばいだった。京浜渡しはアジア取引時間内の原油高と堅調な買い気が影響した。 輸出入指数は、全面高。輸出入のベンゼンは同3.36ポイント超の上げ幅となった。誘導品であるスチレンモノマー(SM)相場の上昇を受けた。既報のとおり、欧米で複数のSM設備が稼働を停止している。供給減少懸念からSM相場は底堅い。輸入LPGのプロパンは同1.97ポイント、ブタンは同1.96ポイントそれぞれ反発した。いずれも需給の引き締まりを反映した。また、輸入の液化天然ガス(LNG)は同0.71ポイント反発した。
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