18日 原油は続伸、米寒波に伴う供給減少で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は前日終値と比べ65セント高の61.79ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は同79セント高の65.13ドル/バレルと、いずれも続伸している。 米国で寒波の影響により石油施設やパイプラインの操業に支障をきたし、原油供給が低下していることを受け、相場が押し上げられる流れが続いている。また、米石油協会(API)が17日に発表した週間統計で、原油や軽油、暖房油の在庫が事前予想を上回る減少となったことも需給引き締まりが意識された。国内アナリストは「米国の追加経済政策の実施で原油に資金が流入しやすく、寒波の影響や原油在庫の減少など強い材料が重なった」との見方を示した。 日経平均株価は前日比31円1銭高の3万233円20銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.80円と、前日17時時点(106.03円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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