レックス22=5日続伸、需給逼迫を背景に輸入LNGが急騰
13日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日から0.98ポイント高の94.49と5日続伸した。国内(9種)は90.50(前日比0.01上昇)、輸入(9種)は107.35(同2.11上昇)、輸出(4種)は85.61(同0.80上昇)。 国内指数は、まちまち。灯油は京浜渡しで同0.73ポイント下落した。割安な成約を背景に相場が下押しされた。一方、阪神渡しで同0.55ポイント上昇した。原油相場の上伸を反映した。また、軽油は京浜と阪神渡しで同0.18ポイントそれぞれ上昇した。どちらも原油高を映した。 輸出入指数は、総じて上昇。輸入の液化天然ガス(LNG)は同46.83ポイント急騰した。アジア全体の気温の低さから、発電用および一般家庭における需要が旺盛で、電力会社のLNG在庫が底をつきかけている。一方、LNGの生産障害により供給も減少の一途をたどっている。需給逼迫で相場は大幅に切り上がった格好。輸入ナフサは同3.24ポイント大幅に上昇した。また、輸出入のジェット燃料は2.02ポイント超の上げ幅となった。いずれも原油高が要因。一方、輸入のLPGのプロパンは同4.58ポイント、ブタンは同6.91ポイントそれぞれ大幅に下落した。供給の増を受け相場は下押しされた。
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