11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(2月限)は前日終値と比べ15セント高の47.77ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は同11セント高の51.20ドル/バレルと、いずれも上昇している。
4日に米ダウ平均株価が下落し、その後に5日のアジア時間帯に入ってもアジア株はやや下げているものの、原油相場は小幅高を維持している。ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは「株価に底打ち感があり、株式と同じリスク資産である原油もリスクオフの動きが限定的なため、原油相場は持ち直している」と述べた。一方、石油輸出国機構(OPEC)の盟主であるサウジアラビアとOPEC非加盟国のロシアとの間で、2月のOPECプラスによる増産協議が難航していることで、原油市況には不透明感が残っているようだ。
日経平均株価は前日比16円43銭安の2万7,241円95銭で推移している。ドル円相場は1ドル=103.13円と、前日の17時時点(102.91円)と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):85.91(↓0.11)
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