10日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日から0.01ポイント安の81.34と小幅に反落した。国内(9種)は81.78(前日比0.20上昇)、輸入(9種)は83.52(同0.22上昇)、輸出(4種)は78.73(同0.42下落)。
国内指数は、総じて上昇。ガソリンは京浜と阪神渡しで同0.55ポイントそれぞれ上昇した。先物価格の上昇を映した。ただし、足元でタイト感はなく、在庫は依然として高めだという。A重油は京浜渡しで同0.28ポイント、阪神渡しでは同0.75ポイント上昇した。安値拾いの買いが優勢で相場は上昇した。
輸入指数は、総じて上昇。液化天然ガス(LNG)は同3.66ポイント大幅に切り上がった。需給逼迫が引き続き相場の上げ幅を拡大させた。また、ナフサは同0.54ポイント高。北海ブレント原油相場高を映した。一方、LPGのプロパンは同1.39ポイント、ブタンは同1.37ポイントそれぞれ下落した。需給緩和が要因。
輸出指数は、総じて下落。ベンゼンは同1.89ポイント軟化した。誘導品であるスチレンモノマー(SM)相場安に連動した。一方、軽油は同1.10ポイント上昇した。先物価格の上昇を反映した。
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