4日 原油は続伸、米追加経済対策への期待で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は前日終値と比べ74セント高の46.38ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は同84セント高の49.55ドル/バレルと、いずれも続伸している。 米国の追加経済対策に対する期待感から、原油相場は押し上げられている。一方、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国(OPECプラス)は3日に行った閣僚会合で、2021年1月から協調減産幅を縮小すると決定した。これについて野村證券の大越龍文シニアエコノミストは「決定の報道が流れた直後には原油の売りがみられ、相場が抑えられた」と指摘。ただ、同氏は「協調減産自体は維持されているため、結果的に相場への影響はプラスマイナスゼロ」とも付け加えた。 日経平均株価は前日比117円67銭安の2万6,691円70銭で推移している。ドル円相場は1ドル=103.84円と、前日の17時時点(104.32円)と比べドル安・円高方向に振れている。
|
東京 : 田鎖 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.