11日 原油は続伸、新型コロナのワクチン開発進展で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は前日比38セント高の41.74ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は同33セント高の43.94ドル/バレルと、いずれも続伸している。 米製薬会社ファイザーが9日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験で9割の被験者に感染予防の有効性を確認できたと発表したことを受け、「株高となり、原油も買われた」(第一商品フューチャーズ24=村上孝一課長=写真)。ただ、足元では欧米で新型コロナの感染が拡大するなか、欧州でロックダウン(都市封鎖)が再導入されており、村上氏は「米国連邦政府も同様の対策を導入すれば、上値が抑えられる」との見方も示した。 日経平均株価は前日比305円26銭高の2万5,210円85銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.12円と、前日17時時点(105.05円)からややドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 72.01 (↑2.27)
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