11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は前日比40セント高の36.57ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は同39セント高の38.04ドルと、いずれも反発している。
前日の海外市場で原油先物が大幅に下落したほか、為替市場ではドル高が一服しドル建てで取引される原油に割安感が出ているため、「原油は安値買いが入っている」(ニッセイ基礎研究所=上野剛志上席エコノミスト)。
ただし、ダウ株価先物の弱含みでリスク回避の動きが取られやすいことや、欧米の新型コロナウイルス感染拡大で原油需要の低迷がしばらく続く公算が大きいことから、上値は重いようだ。
日経平均株価は、前日比140円24銭安の2万3,191円70銭で推移している。ドル円相場は1ドル=104.44円と、前日17時時点(104.29円)からドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 68.61 (↓0.57)
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