29日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日から0.11ポイント安の69.18と反落した。国内(9種)は76.56(前日比0.27下落)、輸入(9種)は71.39(同0.01上昇)、輸出(4種)は59.59(同0.07下落)。
国内指数は、総じて下落。ガソリンは京浜と阪神渡しで同0.73ポイントそれぞれ切り下がった。原油安に加え、売買唱えの水準が引き下げられたことが要因。一方、灯油は京浜渡しで同0.55ポイント下落した。一方、阪神渡しでは同1.84ポイント上昇した。京浜渡しでは先物価格の下落を反映した。一方、阪神渡しでは高値の成約を背景に相場は引き上げられた。
輸入指数は、まちまち。ベンゼンは同0.64ポイント続伸した。引き続き、誘導品であるスチレンモノマー(SM)相場の急騰に連動した。尚、SM相場は中国国内における供給逼迫感を受け、連日相場は高値で推移している。LPGのプロパンは同0.08ポイント弱含んだものの、ブタンは同0.69ポイント上昇した。プロパンは供給増を映し小幅に下落した。ただし、ブタンは堅調な買い気に支えられ、相場の上げ幅は拡大した。一方、液化天然ガス(LNG)は同0.40ポイント反落した。相場は横ばいだったものの、外国為替市場でドル安・円高方向に振れたため、レックス22は小幅に反落した。
輸出指数は、総じて下落。ジェット燃料は同1.25ポイント切り下がった。原油安を反映した。また、軽油は同0.85ポイント軟化した。原油安に加え、需要の後退を受け相場は押し下げられた。
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