19日、原油は小幅下落、新型コロナの再拡大で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は、先週末比10セント安の40.78ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は、同8セント安の42.85ドル/バレルと、いずれも小幅に下落している。 新型コロナ感染の再拡大が足かせとなり、19日アジア時間の原油相場は小幅に下落している。ただ、需要が回復しつつあることから、楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリストは、「景気に対する懸念が和らぎ、今後、反発する可能性もある。」との見方を寄せた。加えて、「米国株価、株式指数の先物が上昇したことも、原油価格を下支えした」と同氏は指摘した。 日経平均株価は先週末比274円71銭高の2万3,685円34銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.36円と、前日17時時点(105.31円)と比べ、ややドル高・円安方向に振れている。
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