11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は、前日比11セント安の41.08ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は、同11セント安の43.23ドル/バレルと、ともに小幅反落している。
前日の欧米時間で原油相場は反発したものの、9日のアジア時間の取引では小幅に下落している。ニッセイ基礎研究所の上野剛士上席エコノミストは「石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国(OPECプラス)が実施する協調減産の減産規模縮小に加え、新型コロナの感染拡大が弱材料となっており、利益確定売りに動いている」と指摘した。ただ、下げ幅は限定的だ。「ハリケーン「デルタ」の接近で米メキシコ湾岸の原油生産が停止したことや、ノルウェーのストライキが影響している」と同氏は付け加えた。
日経平均株価は前日比22円53銭安の2万3,624円54銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.86円と、前日17時時点(105.98円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 67.09 (↑0.26)
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