8日 原油は小幅反発も、弱材料散見で上値重く
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は前日比7セント高の40.02ドル/バレル、インターコンチネンタル(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は、同15セント高の42.14ドルといずれも反発している。 前日の欧米時間の相場下落後、8日のアジア時間の取引で原油先物は小幅反発に転じている。「新型コロナウィルスの感染拡大は続いているものの、経済は持ち直しつつある」(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員=写真)。という点が強材料となった。ただ、相場は上伸力に欠ける。同氏は、経済の先行き懸念、米国の追加経済対策への期待感の剥落、さらにEIA統計の原油在庫増加を弱材料として挙げている。ただ、これらの強弱材料はアジア時間の取引ではすでに織り込まれているため、大きな値動きには繋がらなかったようだ。 日経平均株価は前日比181円44銭高の2万3,604円26銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.87円と、前日17時時点(105.65円)からドル高・円安方向に振れている。 ◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):66.83 (↑0.28)
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