11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場は前日比81セント安の39.86ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は、同71セント安の41.94ドルといずれも反落している。
野村証券経済調査部シニアアナリストの大越龍文氏は、「利益確定売りが出やすい相場」とした上で「前日の原油上昇はハリケーン「デルタ」やノルウェーのストライキによる一時的な要因によるもの」と述べた。また、欧州での新型コロナウィルス感染拡大に伴う先行き不安に加え、「トランプ米大統領が追加の経済対策協議を停止すると発表したことで、米国経済に対する先行き不安が生じた」(大越氏)と指摘した。利益確定売りに加え、経済の先行き不透明感が出たことで売り圧力が強まったようだ。
日経平均株価は前日比80円08銭安の2万3,353円65銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.65円と、前日17時時点(105.65)と同値で推移している。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 66.55 (↑0.99)
<PR>新刊のお知らせ
|
2019年8月20日から季刊誌『エネルギー通信』を発刊しました!詳細はこちらをクリックしてください。
『やさしい石油精製の本』を発刊しました!詳細はこちらをクリックしてください。
|
|