11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は、前日比43セント安の39.50ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は、同34セント安の41.43ドル/バレルと、それぞれ下落している。
23日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値が2万7,000ドルを割り込んだことを受け、24日のアジア市場でも主要株価が下落している。ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミストは、「欧米での感染症再拡大による経済後退観測でエネルギー需要悪化が懸念され、投資家がリスクオフの動きになっている」という。加えて「石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産対象国から除外されているリビアの石油施設が一部稼働再開しており、今後、原油供給が増加する見通しにあることも相場には下げ材料となっている」(同氏)と指摘した。
日経平均株価は前日比161円95銭安の2万3,184円54銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.42円と、前日17時時点(104.98円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):65.42(↓1.37)
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