15日 原油は小幅高、米ハリケーン接近による供給薄が下支え
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は、前日比8セント高の39.34ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は、同7セント高の39.68ドル/バレルと、それぞれ小幅高で推移している。 米メキシコ湾岸地域にハリケーン「サリー」が接近する見込みで、同地域の石油関連施設が操業停止となっている。これにより、原油生産が日量39万バレル超減少しており、供給薄から相場は下支えられている。また、楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリストは、「米大統領選に向けて、米主要株価指数は堅調に推移する見通しで、株高に原油相場もつれ高となる格好になるだろう」と見方を示した。 日経平均株価は前日比154円96銭安の2万3,404円74銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.61円と、前日17時時点(105.98円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 64.57 (↓0.09)
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