9日 原油は続落、サウジのOSP引き下げや米ガソリン需要期の終了で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は、前日比27セント安の36.49ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は、同21セント安の39.57ドル/バレルと、いずれも続落している。 サウジアラビア国営サウジアラムコが、10月の公式販売価格(OSP)を前月から大幅に引き下げたことで、需要の後退が意識されている。また、米国ではレイバーデーの連休が明け、ガソリン需要期が終了したため、「今後、原油在庫が増加することが懸念される」(第一商品フューチャーズ24=村上孝一課長=写真)。これらの要因が、原油相場の上値を抑える展開となっている。 日経平均株価は前日比346円安の2万2,928円13銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.91円と、前日17時時点(106.27円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 65.48 (↓0.78)
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