3日 原油は小幅反発、前日の急落を受け持ち高調整の買い
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は、前日比17セント高の41.68ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は、同9セント高の44.52ドル/バレルと、いずれも小幅に反発している。 前日の海外市場でWTIとブレントいずれも急落したことで、アジア時間では自律反発の買いにとともに、値ごろ感から持ち高調整の買いが先行している。前日の海外市場では、「米国のドライブシーズンの終了を前に、ガソリン需要の回復が予想を下回ったことへの失望感が広がるなか、ドルが対ユーロで上昇したことをきっかけに売りが先行した」(野村證券の大越龍文シニアエコノミスト)。ただ、大越氏は「米経済の回復期待は根強く、これ以上相場が下落するとは考えにくい」との見方を示したうえで、「相場は方向感が出にくい状況だ」と指摘した。 日経平均株価は前日比306円67銭高の2万3,553円82銭で推移している。ドル円相場は1ドル=106.23円と、前日17時時点(106.07円)からドル高・円安に振れている。 ◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):68.66(↑0.77)
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