1日 原油は上昇、米株高とドル安に加えてUAE供給減が強材料
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は、前日比28セント高の42.89ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は、同39セント高の45.67ドル/バレルと、いずれも上昇している。 (先月)31日に下落していた米国の主要株価指数は、1日のアジア時間帯に入り反発している。またドルが対ユーロで下落していることでドル建て商品である原油に割安感が生じたことも、原油相場の押し上げ材料となっている。その中、楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリストは、「米メキシコ湾岸を襲ったハリケーンによる供給懸念が(依然として)拭えないことや、UAE(アラブ首長国連邦)が10月の原油供給も大幅に削減する見通しにあることによる供給引き締まり感が足元では相場を支えている」と述べた。 日経平均株価は前日比47円45銭高の2万3,287円21銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.67円と、前日17時時点(105.81円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 67.52 (↑0.20)
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