11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は、前日比1セント安の43.03ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は、同2セント安の45.07ドルといずれも膠着している。
米国ではハリケーン「ローラ」の勢力が減退し、ハリケーン接近への警戒から一時稼働停止していた米メキシコ湾岸の原油生産設備が「早期再開するとの見方が強まっている」(ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミスト)。ただ、下げ幅は限定的だ。米連邦準備理事会(FRB)が27日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で物価上昇率2%超を容認したと伝わったのを受け、上野氏は「低金利の長期化に伴う景気回復期待が原油相場を支えている。また株式相場も上昇基調にあり、原油を含んだリスク資産全般に買いが入りやすい面もある」と分析している。
日経平均株価は前日比67円24銭高の2万3,276円10銭で推移している。ドル円相場は1ドル=106.74円と、前日17時時点(106.01円)からドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):67.97(↓0.57)
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