11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は、前日比5セント安の43.30ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は、同9セント高の45.95ドル/バレルと、方向感なく推移している。 米メキシコ湾岸に接近中のハリケーン「ローラ」の影響で石油施設が操業を休止したことから、WTIの25日終値は約5か月ぶりの高値を記録した。この反動で、26日のアジア取引時間のWTIは、高値警戒感から利益確定売りがみられた。一方、ブレントは需給の引き締まり観測から、上げ幅を拡大している。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「WTIはシェールオイルの減産を受け、内陸での荷余りが解消されているため、45ドル付近での推移だろう。ブレントは47ドルに向かって上昇する可能性が高い」と指摘した。ただし、長期化する新型コロナの感染拡大が、いずれの相場も上値を抑えている格好だ。 日経平均株価は前日比12円62銭安の2万3,284円15銭で推移している。ドル円相場は1ドル=106.42円と、前日の17時時点(106.19円)と比べて、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):67.90(↑0.32)
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