11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は、前日比5セント安の42.57ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は、同8セント高の45.21ドル/バレルと、狭い範囲内での動きにとどまっている。
米メキシコ湾岸では、熱帯低気圧「マルコ」が24日夜に上陸したほか、もう一つの熱帯低気圧「ローラ」も今週中にハリケーンに発達して上陸する見込み。野村證券の大越龍文シニアエコノミストは「ハリケーンの直撃により、沿岸部の原油生産施設に障害が起きれば原油相場は高止まりし、障害がなければ原油相場は下落する可能性がある。被害の状況が確認されるまでは、相場は動きづらい」と指摘している。
日経平均株価は前日比338円84銭高の2万3,324円35銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.89円と、前日17時時点(105.86円)とほぼ同水準。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 67.58 (↑0.08)
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