21日 原油は膠着、新規材料難も協調減産の継続が支え
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は、前日比8セント高の42.90ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は、同15セント高の45.05ドルといずれも膠着している。 石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国が19日に開いた合同閣僚監視委員会(JMMC)で「協調減産の継続が確認されたことが、引き続き原油相場の下支え要因だ」(=第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長(=写真)。ただ、上昇幅は限定的。米国の新規失業保険申請件数の増加で景気の先行き不透明感が強まり、リスク資産である原油の売り圧力が強まっている。村上氏は「下値は堅いが、上値を試すには新たな材料が足りない」と分析している。 日経平均株価は前日比79円27銭高の2万2,959円89銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.69円と、前日17時時点(106.03円)からドル安・円高方向に振れている。
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