19日 原油は下落、ポジション調整の売りが先行
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は、前日比16セント安の42.73ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は、同24セント安の45.22ドル/バレルと、いずれも下落している。 前日の海外市場ではWTIが前日からもち合ったものの、一時約5カ月半ぶりの高値を記録したことから、19日のアジア時間では利益確定の売りが先行している。「高値を受けての利益確定売りに加えて、石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国による合同閣僚監視委員会(JMMC)の会合を19日に控え、ポジション調整の動きがみられる」と国内アナリストは指摘した。 米国石油協会(API)が18日の引け後に発表した週間在庫統計で米原油在庫が4週連続で減少したが、同アナリストは「JMMCの結果や米エネルギー情報局(EIA)の週間石油統計を見極めたいとのムードが強く、取り立てて材料視はされていないようだ」との見方を示した。 日経平均株価は前日比41円73銭高の2万3,092円81銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.40円と、前日17時時点(105.54円)からドル安・円高に振れている。 ◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):67.53(↓0.05)
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