レックス22=4日続伸、需給の引き締まりを受け輸入LPGが強含み
14日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日から0.35ポイント上昇し67.45と4日続伸した。国内(9種)は73.92(同0.09上昇)、輸入(9種)は65.28(同0.56上昇)、輸出(4種)は63.14(同0.38上昇)。外国為替市場で円安・ドル高に振れたため、レックス22は上昇した。 国内指数はまちまち。灯油は阪神渡しで同0.55ポイント上昇したが、京浜渡しでは横ばいだった。阪神渡しの灯油は先物価格の上昇を反映した。また、LSA重油は京浜渡しで0.94ポイント上昇したが、阪神渡しでは横ばいだった。京浜渡しでは先高観を受け相場はわずかに引き上げられた。国内マーケットは13日以降、多くのプレーヤーが夏季休暇に入っており、積極的なやり取りは鳴りを潜めた格好。 輸出入指数は総じて上昇。ナフサは同0.51ポイント高。輸出入のジェット燃料は同0.38ポイント超の上げ幅となった。どちらもアジア取引時間内の原油高を反映した。また輸入LPGのプロパンは同0.81ポイント、ブタンは同2.42ポイントそれぞれ切り上がった。いずれも需給の引き締まりを反映した。一方、輸出入のベンゼンは同1.33ポイント超の下げ幅となった。需要の後退を映した。
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