11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は、前日比13セント安の42.54ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は、同17セント安の45.26ドルといずれも反落している。
前日の欧米時間帯の相場が上昇した反動で、アジア時間帯の取引では「利益確定売りで上値が重い」(国内アナリスト)。ただ、下げ幅は限定的だ。同アナリストは「米エネルギー情報局(EIA)が12日発表した週間石油統計で米国の原油在庫、原油生産が前週比でいずれも減少し、市場では需給の引き締まりが意識されている。また、足元はアジア各国の株価が堅調に推移するため、リスク資産である原油も買われやすい状況」と分析している。
日経平均株価は前日比408円8銭高の2万3,252円4銭で推移している。ドル円相場は1ドル=106.77円と、前日17時時点(106.79円)並みとなっている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):67.10(↑0.21)
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