6日 原油はまちまち、米国の経済活動の展開見極めで様子見
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は、前日比6セント安の42.13ドル/バレル。一方、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は同5セント高の45.22ドル/バレルと、新規材料難から小動きに推移している。 「7日に発表される米国の非農業部門の雇用者数統計や、米議会による新型コロナへの追加経済対策の発表待ちで、方向性に乏しい展開」(=第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長(=写真))のようだ。これらの発表により、新型コロナの感染再拡大で打撃を受けている米国の経済活動が上向き、エネルギーの需要が増加するかどうかを見極めたいとの機運が強い。一方、同氏は、「新型コロナの新規感染者数の増加傾向の鈍化や、ワクチンなどの開発の進展に関する情報が出てこない限り、エネルギー需要が回復するとの期待感は薄く、上値は重い」と指摘している。
日経平均株価は前日比24円35銭高の2万2,539円20銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.58円と、前日17時時点(105.68円) と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 66.64 (↑0.03)
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