11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は、前日比2セント安の39.80ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は、同1セント高の42.04ドルと、いずれも小動きに留まっている。
前日の欧米時間帯の原油相場は上昇したものの、野村證券の大越龍文シニアエコノミストは「WTIで40ドルが近づき高値警戒感が広がっている。市場参加者は取引に慎重になりがちで、相場は方向感に欠ける」と指摘。その上で「米国の新型コロナ感染者増加による原油需要減への懸念が依然として強く、上値は重い」と付け加えた。
日経平均株価は前日比76円38銭高の2万2,198円11銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.46円と、前日17時時点(107.57円)から、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):63.18(↑1.09)
<PR>新刊のお知らせ
|
2019年8月20日から季刊誌『エネルギー通信』を発刊しました!詳細はこちらをクリックしてください。
『やさしい石油精製の本』を発刊しました!詳細はこちらをクリックしてください。
|
|