26日 原油は買戻しで続伸、コロナ第2波懸念で上値は重い
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は、前日比44セント高の39.16ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(8月限)は同51セント高の41.56ドル/バレルで推移している。 前日の海外市場で、原油相場は上昇。24日の急落で値ごろ感が強まっていたことから、安値拾いの買いが広がった。26日のアジア取引時間でも、「買戻しが続いている」(第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長(=写真))ようだ。ただ、上値は重い。米国の複数の州で新型肺炎の感染者数が増加しており、経済活動の再開を停止する動きが散見されるほか、世界的な感染拡大も収束の兆しが見えない。この中、「(新型肺炎の)第2波の懸念が払しょくされ、エネルギー需要の回復が見えないことには、上値は追いづらい」と、同氏は付け加えた。 日経平均株価は前日比243円62銭高の2万2,503円41銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.17円と、前日17時時点(107.11円) と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 61.34 (↓0.83)
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