27日 原油は下落、海外高を受けた反動売りで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(7月限)は、前日比46セント安の33.89ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(7月限)は、同39セント安の35.78ドル/バレルと、ともに反落している。 前日の海外市場では、米国の株高に後押しされ原油相場が上昇。27日のアジア時間では「反動売りが出ている」と、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は述べた。一方、新型コロナウイルスの感染拡大で縮小していた経済活動が各国で再開し、エネルギー需要の回復期待が強まっていることから、同氏は、「相場にまだ上げ余地があるとの見方があり、下落幅を抑える要因となっている」と指摘した。
日経平均株価は前日比40円66銭高の2万1,311円83銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.49円と、前日17時時点(107.83円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 56.84 (↑2.76)
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