レックス22=総合指数が4日ぶりに小反発、輸出は連日で過去最安値
1日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日比0.05イント上昇し50.17と、4日ぶりに反発した。国内(9種)は65.29(前日比0.13上昇)、輸入(9種)は43.78 (同0.70上昇)、輸出(4種)は41.44(同0.66下落)。輸出指数は連日で過去最安値を更新した。 国内指数は灯油が反発。京浜渡しが前日比1.38ポイント、阪神渡しが同0.55ポイントそれぞれ切り上がった。原油価格の上昇を映し、買唱えが切り上がった。ただ、新型肺炎の影響でジェットの販売不振が続くいており、先安観は根強い。一方、ガソリンは京浜と阪神渡しで同0.55ポイントそれぞれ下落した。需要鈍化で買い気が後退し、売り圧力に押された。 輸入指数は、石油製品とLPGが上昇した一方、ベンゼンとLNGが下落。原油相場の上昇を受け、0.3%低硫黄重油が同1.72ポイント上昇したほか、ナフサも同0.77ポイント切り上がった。一方、LNGは同4.42ポイントの大幅下落となり、需要鈍化で買い意欲が低迷する中、潤沢な売り物が下押し圧力となった。外国為替市場で円高/ドル安が進んだことも弱材料となった。 輸出指数はベンゼンの下落が全体を圧迫した。ベンゼンは同1.98ポイント下落し、前日の米国相場の下落が嫌気され、売り圧力が強まった。一方、原油相場の上昇でジェット燃料や軽油などは小幅ながら切り上がった。
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