18日 原油は下落、株安で売りが優勢もOPECプラスの協調減産観測が下支え
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は、前営業日比26セント安の51.79ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は、同49セント安の57.18ドルで推移している。 楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリストは「新型コロナウイルスの肺炎拡大による消費減退懸念で欧米の株式相場が軟調な中、リスク資産である原油の売りにつながっている」と指摘。ただ吉田氏は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国の協調減産観測が引き続き「下落の歯止め要因」と付け加えた。 日経平均株価は前日比255円86銭安の2万3,267円38銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.76円と、前日17時時点(109.87円)からややドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):90.96(↑0.34)
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