12日 原油は続伸、新型肺炎終息への期待感を受けた株高で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は、前日比50セント高の50.44ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は、前日比82セント高の54.83ドル/バレルと、いずれも続伸している。 新型コロナウィルスの流行が4月ごろに終息する可能性があるとの専門家の言及により、中国経済の後退とそれに伴うエネルギー需要の減少への懸念が後退し、足元ではアジア株式が上昇している。マーケットエッジの小菅努代表取締役は、「(株式と同様にリスク資産である原油も)買われている」と述べた。ただ、同氏は、「(新型コロナウィルスの感染拡大に伴う)実体経済への悪影響がまだ十分に現れていない」と指摘した上で、上値は追いにくいとの見方を示している。 日経平均株価は10日比113円96銭高の2万3,799円94銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.85円と、10日17時時点(109.81円)と、ほぼ同水準。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):89.74(↓1.65)
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