インドの国営ペトロネットLNGは、2025年からスリランカで液化天然ガス(LNG)の供給を開始する計画だ。1日当たり50個のコンテナにLNGを積み込んで、スリランカに輸送する。1個のコンテナは約17トンのLNGを搭載できるという。LNGを再ガス化した後、スリランカの2カ所のガス火力発電所で燃料として使用される見通し。同国の主要都市コロンボに再ガス化施設が建設される予定となっている。浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(FSRU)の導入も検討されているもよう。
ペトロネットLNGはこのほか、カタールや豪州などから、グジャラート州のDahej、ケララ州のKochiにあるターミナルでLNGを輸入している。オリッサ州に新たなLNG輸入ターミナルを建設する計画もあるという。
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